【失敗談あり】退職代行サービス利用時の3つのトラブル・注意点

辞めたい人1

退職代行を利用して辞めたらトラブルになったりしない?

辞めたい人2

退職代行を使う時に注意しておくことはあるの?

脱社畜ちゃん

ここの管理人もトラブルになったことがあります。
実例を踏まえて解説しますね。

『辞めたいのに辞められない人』にとって心強い味方である退職代行サービスですが、残念ながらトラブルが後を絶ちません。

退職代行サービスが世間的に認知されつつある反面、正しいノウハウを持たずに営業している業者も散見されます。

2020年7月にとあるメディアで大々的に宣伝をしていた退職代行業者は、2021年2月現在、HPを閉鎖しています。

賢明な読者のみなさんはお気づきのことですが、退職代行業者の利用の仕方を間違えるとトラブルに発展します。

『じゃあ、どうしたらいいの?』そういった皆さんの『?』にお答えします。

この記事では、退職代行を利用するときの注意点と実際におきたトラブル事例を解説しています。

この記事を読めば、『退職代行を利用するときの注意点』・『トラブルの予防対策』が得られます。

ぜひ『失敗しない業者選び』の参考にしてください。

この記事の目次

退職代行サービス利用時の注意点

この項目では、退職代行サービスを利用するときに注意しておく点について解説しています。

退職代行サービス利用時の注意点①:業務範囲の確認

業務範囲の確認事項

  • 非弁行為に該当しないか?
  • 退職の通知だけ?
  • 残業代の請求は?
  • 有給の消化は?
  • 退職金の請求は?
  • その他、未清算金は?
  • 貸与物の返却は?
  • 私物の返却は?
  • 即日退職は?
  • 引継ぎなどは?
  • 退職関係書類の送付時期は?

業者によっては、交渉事は有料だったり、金銭にかかるものは別途オプションだったりします

『やってくれると思ってたのに・・・』と悲しい思いをする前に確認しておきましょう。

退職代行サービス利用時の注意点②:保証内容の確認

保証内容の確認事項

  • 全額返金保証?
  • 実費負担?
  • 休職扱いになった場合は?
  • 転籍扱いになった場合は?
  • 出向に応じた場合は?

退職できなかった場合やその他、職場改善がされて退職に至らなかった場合もあります。

その場合はどうなるのか?比較的大きな会社にお勤めの方は、確実に確認しておきましょう。

退職代行サービス利用時の注意点③:特典やサポート内容の確認

サポート内容の確認事項

  • 無料相談はどこまで?
  • 失業保険のサポートは?
  • 転職サポートは受けられる?
  • 転職成功時のキャッシュバックは?

退職代行業者によっては、特典やサポート内容にばらつきがあります。

業者もかなり多くあるため、サポート内容が混同しやすい部分もあるため、利用前に必ず確認しておきましょう。

退職代行サービス利用時の注意点④:支払い方法の確認

支払い方法の確認事項

  • 銀行振込?
  • クレジットカード決済?
  • キャリア決済?
  • コンビニ決済?
  • 後払い?
  • 分割払い?
  • サブスク払い?

退職代行業者によっては、支払い方法が異なります。

銀行振込が大半の業者で採用されていますが、後払いや分割に対応してくれる業者もあります。

公式サイトに記載していないけど、分割払いに対応してくれる業者もあります。

詳しくは、担当者に問い合わせてみると良いでしょう。

退職代行サービス利用時の注意点⑤:業者の運営実態の確認

運営実態の確認事項

  • 公式サイトの運営者情報を確認する。
  • 利用規約や特定商取引に基づく表記などの確認する。
  • 口コミを調べる。
  • 実店舗の住所を調べる。
  • TwitterやインスタなどのSNSを調べる。
  • 会社登記を調べる。

代金を振り込んだ途端、連絡が取れなくなることがあります。

わたし自身も振り込んだ途端、連絡が取れなくなった経験があります。

法務局まで行って会社登記をあげて、運営者を調べて突撃したこともあります。

そうなる前に一応、口コミなども調べておきましょう。

退職代行サービス利用時のトラブル事例

この項目では、退職代行サービスを利用したときに実際にあったトラブル事例を解説しています。

退職代行サービスの利用トラブル事例①:退職拒否

退職代行業者が勤務先に退職の通知を連絡したときのこと

  • 「本人でないと退職は受け付けられません。」
  • 「本人から連絡を入れてください。」
  • 「契約期間が残っていますのでお受けできません。」

業者がポンコツの場合、『退職の通知をしましたが受付けてもらえませんでした』と連絡してきます。
派遣社員や有期雇用契約を結んでいる場合も、『やむを得ない場合』は退職できます。

参考:法テラスQ&A

退職代行サービスの利用トラブル事例②:損害賠償請求

勤務先から『損害賠償を請求する』と言われることがあります。

  • 専属契約などですぐに契約解除が難しい場合
  • 委託契約などの労務の提供に限らない場合
  • 金銭トラブルや勤務先に実損が生じている場合

基本的に脅し文句で使われることが多いです。

金銭トラブル実損が生じる場合などは、少額訴訟制度などを駆使してくる会社もあるので注意が必要です。

参考:法テラスQ&A

参考:ケイズインターナショナル事件(H4.9.30 東京地裁)

辞め方を間違えると裁判沙汰になるよって事例です。

【事案】

インテリアデザインの企画設計等を目的とする会社であるXは、平成2年5月、訴外会社との間で、ビルのリニューアル工事に関し、報酬を1か月60万円、期間を2年間とする事務室の移動計画設計業務等のインテリアデザイン契約を締結した。

当時、Xの従業員は全員が女性であったところ、訴外会社から当該業務を男性社員に担当させることを求められたため、同月28日、訴外会社の担当する社員(そのことを十分に説明した上で)として、Yを採用したが、Yは、同年6月4日ころ、病気を理由に欠勤し、結局退職した。(Yと訴外会社との契約は解約となった。)

訴外会社との契約の解約により損害を被ったとするXが、Yに対し、Yが当該損害のうち200万円を支払うことを約束したとして、当該賠償を求め提訴。

【判断】

「(二) Yは、YがXを退職したことについては、試用期間中であって解約は自由であり、また、病気というやむを得ない事由があったから、右損害につきYには責任がない旨主張する。

(1) しかし、XとYとの間の本件契約が、試用期間付の契約であったことを認めるに足りる的確な証拠はない。・・・Yは、Xに雇用された直後から、単独で、訴外会社との契約に基づく仕事先である霞が関ビルにおいて仕事をしていたものであって、Xにおいて、これを指導し、あるいはその仕事ぶり・人物・能力等を評価するための特別の手段を講じた形跡が全くない事実に照らすと、Yは当初から本採用(正社員)されたものと認められる。

したがって、Yの右主張は、その前提を欠くのでその余の点につき検討するまでもなく理由がない。

(2) また、Yは、その本人尋問において、「周囲からも変な目で見られ、頭痛がして、食欲がなくなり、歩くのも困難な程であった。」と供述する(〈証拠略〉にも同様の記載がある。)が、(証拠略)及びY本人尋問の結果によると、Yが平成2年6月4日頭痛を訴えて…病院において診察を受け、CT検査を受けたものの、特に所見は得られなかったこと、また、Yは同年6月10日過ぎころからは別の会社にアルバイトに行っていることが、それぞれ認められ、これらの事実に照らすと、Yの右供述部分は到底採用できず、他にはYが当時Xの勤務を継続できない病状にあったとのY主張事実を認めるに足りる証拠はない。

したがって、右主張も採用の限りでない。」

(・・・中略・・・)

「Yは本件雇用契約に基づきXから給与等の支払いを全く受けていないこと、Xが本訴を提起するにいたった重要な要因として、X側からの前記のとおりの客観的裏付けを欠く、X代表者がYを「やくざを使って腕の1本や2本も折ってもどうってことはない」等語気荒く強迫して前記確約書を書かせた、これは恐喝罪に当たる等と極め付ける内容の内容証明郵便を送付したことにあると考えられること、本訴においても、Y側はXに対して右同様の非難を繰り返すのみで、その主張につき十分な立証ができないにもかかわらず、かたくなに話し合いによる解決を拒絶していること等をも総合考慮すると、XがYに対して請求することができるのは、本件約定の200万円のおおよそ3分の1の70万円及びこれに対する弁済期の経過後である本件訴状送達の日の翌日である平成3年5月19日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金に限定するのが相当である。」

ケイズインターナショナル事件-東京地判 平4・9・30 労働判例616号10頁

退職代行サービスの利用トラブル事例③:直接訪問など

勤務先から嫌がらせを兼ねて行われることが多々あります。

  • 携帯に鬼電してくる
  • 実家や親族に連絡してくる。
  • 自宅に直接訪問してくる
  • 自宅付近を張り込む

精神的ダメージを与える目的で行われることがよくあります。

中には、事情を知らない部署の人が確認のために連絡をしている場合もあります。

もしそういった事態が生じたら、業者にすぐ連絡しましょう。

退職代行サービスの利用トラブル事例④:書類の未配送

勤務先から嫌がらせを兼ねて行われることが多々あります。

  • 離職票を送らない
  • 源泉徴収票を送らない。
  • 退職証明書を送らない。
  • 会社指定の退職届を送らない
  • 勤務先に残した私物を送らない

前述の事例③と同様に精神的ダメージを与える目的で行われることがよくあります。

この場合、まずは業者に相談しましょう。

失業保険などに必要な場合、業者とハローワークにも相談すると解決が早くなります。

源泉徴収票の場合、年末調整が近付いた11月ころにしれっと送られてくることがあります。

不安な場合は、業者を介してすぐに送ってもらうように要請すると後々のトラブル防止にもなります。

退職代行サービスの利用トラブル事例⑤:ハラスメント

勤務先から退職日までにヤメハラを受けることがあります。

  • 誹謗中傷をされる
  • 面倒な業務を押し付けられる。
  • 業務に必要な情報や連絡が遮断される。
  • 脅迫まがいや謝罪を迫る

昨今、『ヤメハラ』という言葉が認知されるようになりました。

職場内での嫌がらせやいじめの対象が退職者に向けられるものです。

参考:法テラスQ&A

まとめ:注意点やトラブル事例を踏まえて業者を選ぼう!

これまで退職代行サービス利用時の注意点やトラブル事例を紹介してきました。

少しはお役に立てましたか?
この記事のまとめ
  • 『確認一瞬、後悔一生』確認しすぎることにデメリットはない。
  • 良い業者かどうかは多角的に判断する。
  • 無用なトラブルは起きてしまうものと理解する。
  • トラブルが起きた後、すぐに然るべきところに相談する。
  • 最悪の場合も一応、想定しておく。

基本的に退職代行サービスを利用して本当に『辞められない』ということは少ないです。

私自身が体験した、詐欺まがいの業者や超絶ブラックな勤務先を除いては。

ここまでお読みの方の中には、『自分でできるかも』と思われる人もいると思います。

自分でできる方はそのまま、勇気を出して一歩踏み出してください。

『自分にはちょっと・・・』と思う人もいると思います。

こちらの記事『【初心者完全ガイド】退職代行サービスとは?|利用の流れ~退職まで』で退職代行の使い方を学ぶと良いと思います。

その上でみんなが利用した退職代行業者をまとめたこちらの記事『【2000人が回答】おすすめ退職代行サービス人気ランキング10選』で業者を探してみると失敗は少なくなります。

予算的に費用負担を少なくしたい方はこちらの記事『【最安水準】3万円以下でOK!おすすめの退職代行サービス10選』が役立つでしょう。

もし、どうしても不安な場合は『お問合せ』から私に直接相談するのもアリですよ。

もちろん、相談は無料なのでご安心ください。

最後までお読みくださいましてありがとうございます。

また違う記事でお会いしましょう。

あの人にも教えてあげてね!
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